よくある質問

お薬の飲み方で「食間」とはどういう飲み方ですか? ご飯を食べている途中ですか?
「食間」と聞くとなんとなく食事の最中に飲むようにも思えてしまいますが、食間とは食事と食事の間(例えば、朝食と昼食の間)を指します。食事から約2時間が経過していれば大丈夫です。同時に、服用後2時間はお食事を控えてください。
お薬の飲み方で「頓服」とはどういう意味ですか?
例えば「食後」など決まった時間に飲むのではなく、発作時や症状のひどいときなどに、その症状に応じて薬を飲む飲み方をいいます。薬によって1日何回まで飲んでよいか、次の服用までにどの程度間隔をあければいいか等が異なりますのでご注意ください。
子供に薬を飲ませるには、どうしたら良いですか?
そのまま飲んでくれるようであれば、勿論水で服用できるに越したことはありません。が、時には嫌がって飲んでくれないこともありますよね。そういう時は、例えばジュースやアイスクリーム、プリンやジャムなどと混ぜて飲ませるという方法もあります。とはいえ混ぜることで逆に苦みが増してしまったりする組み合わせもあるので、薬剤師に相談してみるとよいでしょう。
薬の副作用ってなんですか?
副作用と聞くとなんだか悪いことのように聞こえますが、本来の意味は「お薬を服用して現れる、目的としている作用以外の作用」をいいます。多くの薬は1つの成分で複数の作用を有するので、複数の効果が表れます。すべて悪いというわけではないものの、目的としている作用ではないので起こらないに越したことはありません。
副作用のリスクを避けるためにも用法用量をしっかりと守り、万が一望まない効果が表れた際は医師または薬剤師に早めに相談することが大切です。
薬の副作用にはどのようなものがありますか?
前述の通り、目的とした作用以外の物が全て副作用と呼ばれるために一概には言えないのですが、特に気を付けておきたい副作用の代表的な症状をご紹介します。
・ 発疹
・ 皮膚や目などの痒み

これらの症状が現れた際はなるべく早く受診をしてください。また、過去にお薬の服用でこれらの症状がでた経験があるかたは、必ず受診の際に医師や薬剤師にその旨を伝えてください。
薬にはどんな種類がありますか?
内服薬、外用薬、注射薬などの種類があります。
内服薬:いわゆる飲み薬のことです。錠剤、カプセル、粉薬、シロップ剤などいろいろな剤型(種類)があります。
外用薬:塗り薬や湿布などの貼り薬、吸入薬、坐薬などです。トローチも外用薬にあたります。
注射薬 : 薬局で主に取り扱うのは、インスリンなどの自己注射薬となります。
ジェネリック医薬品ってなんですか?
医薬品は特許期間が過ぎると、作ったメーカーではない会社が同じ成分で薬を作ることができるようになります。厚生労働省が「先発医薬品と同等」と認めた後発の医薬品のことをジェネリック医薬品といいます。
ジェネリック医薬品のメリットとしては、新薬(先発医薬品)の特許が切れたあとに作られるため、研究開発にかかるコストが大幅に抑えられ、新薬に比べて約2~7割ほど安く入手できる点です。もちろん「有効性・安全性は新薬と同等」と国が認可した安全なお薬ですから、安心してご使用いただけます。
飲み方について教えてください。
食前、食間、食後、就寝前など、決められた時間に決められた量を、水またはぬるま湯などで飲みます。
食前:食事の約30分前
食後:食事の後30分以内
食間:食後約2時間経ってから
就寝前:お休みになる30分以内
※頓服薬とは症状が表れた時だけ、指示通りに服用するお薬です。
回復したようなので、薬を飲むのをやめても良いですか?
お薬によっては最後まで飲み切る必要のあるものがございます。自己判断はせずに処方医の判断を仰ぎましょう。
薬の保存場所はどうしたらよいですか?
錠剤や粉薬などはできるだけ湿度や温度の高い場所を避けて保存してください。シロップや坐薬はなるべく冷蔵庫に保存するとよいでしょう。
また、子どもの手の届かないところや、ペットが間違って食べたりしない場所に保管しましょう。